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税金相談室

アメリカの社会保障番号(Social Security Number)と納税者番号(Individual Taxpayer Identification Number)

2026年11月16日

アメリカの社会保障番号(Social Security Number)と納税者番号(Individual Taxpayer Identification Number)

Q.社会保障番号(Social Security Number「SSN」)と納税者番号(Individual Taxpayer Identification Number「ITIN」)の違いについて教えてください。

 

A.SSNとITINには以下のような違いがあります。

 

SSN:

 SSN(Social Security Number)は1936年のニューディール政策下の社会保障制度 を起源とする番号です。当初は全国民が加入しているわけではありませんでしたが、現在は「SSNがなければ生活上の多くの手続きが困難になる」と言われるほど重要な番号となっています。

 

 出生時または米国での就労資格取得時にSSNを取得し、原則として生涯同じ番号を使用します。SSNは税務申告、給与支払い、銀行口座開設、クレジットカード申請、ローン契約など、さまざまな場面で必要となります。税務上でも重要な番号であり、個人所得税申告書(Form 1040)の提出時に使用されます。2026年現在、子供に関する税額控除(Child Tax Credit等)の適用を受けるためには、一定の場合において子供本人にも有効なSSNが必要となります。

 

ITIN:

 ITIN(Individual Taxpayer Identification Number)はSSNを取得できない外国籍の方が 米国で税務申告をするために取得する納税者番号です。駐在員の配偶者や扶養家族など、申告義務はあるもののSSNを取得できない方が対象となります。 EビザやLビザを持っている配偶者はSSNが取得できます。しかし、それ以外のビザで米国に滞在している配偶者や、日本に居住する配偶者が夫婦合算申告(Married Filing Jointly)を行う場合には、ITINが必要となることがあります。

 

 駐在員の配偶者や扶養家族が米国税務申告上必要となる場合や、一部の税務上のクレジットを適用する場合には、ITINの取得が必要となることがあります。ITINは、FormW-7を個人所得税申告書に添付してIRSへ申請します。申請時には、パスポート原本、米国の日本領事館・大使館発行のパスポート所持証明書、またはIRS認定のCAA(Certified Acceptance Agent)が発行するパスポートコピー認証等の本人確認書類が必要となります。日本居住の配偶者については、日本の米国大使館・領事館発行のパスポート証明書、またはCAAによるパスポートコピー認証を利用するケースが一般的です。

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