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税金相談室
70歳以上の運転免許証更新について
2025年10月24日

Q. 日本では更新時に高齢者講習の受講や、自主返納制度などがありますが、アメリカでは、どのような規定があるのでしょうか? アメリカでの高齢者の運転免許証更新について、教えてください。
A. Department of Motor Vehicles (DMV) の規定は、 州によって異なりますが、カリフォルニア州の場合を例に説明します。
高齢者(70歳以上)もカリフォルニア州 DMV では、運転免許証の有効期限の約60日前に登録住所へ更新通知書(Renewal Notice)が送付され、手続きを行うことで5年毎の更新ができます。なお、70歳以上の更新時に義務付けられていた筆記試験の受講は、2024年 10 月1日から特別な事例がない場合には受ける必要がなくなりました。筆記試験受講の有無については、個人によって異なりますので、届いた更新通知書をご確認ください。
申請は、オンラインまたは DMV 事務所で行うことができます。 オンラインで更新手続きをすることで、事務所に行く時間を節約できます。 また、筆記試験に合格する必要がある場合であっても、オンライン申請時に(eLearning) を選択して受講してから申請をすることも可能です。
California 州の DMV では、高齢者の方々が安全な運転を確保して運転免許証を維持し、快適な生活を送ることができるように支援することを目的としています。そのために、Driver’s Handbook を利用したり、合否のない講習 (eLearning)や筆記試験 (Knowledge Test)、視力検査 (Vision Tests) などを受けることを推奨しています。
日本のように必須の講習受講や運転免許証の自主返納制度などはありません。DMV ウェブサイトには、高齢者に限らず運転に役立つ情報が掲載されていますので、ご参照ください。
他州の場合には、州の規定に従ってください。
California DMV: https://www.dmv.ca.gov
California Driver’s HANDBOOK: DL 600, California Driver' Handbook
